1|「もう十分」と思いたい。でも本当にそうですか?
「お客さんもいるし、リピーターもちゃんと来てくれてる」
「月商50万円なら、まぁ悪くない。普通に生活はできるし」
「大きな不満はないし、今のままでいいかな…」
——そんなふうに思っている自分に、どこかで違和感を覚えたことはありませんか?
私のところに相談に来られる多くの女性起業家や個人サロンオーナーさんたちも、最初はそう話してくださることが多いんです。
「別に困ってはいない。でも…なんだかモヤモヤするんです」と。
そう、“現状に満足しているように見える人”ほど、実は心の奥で「本当はもっと成長したい」と感じていることが多い。
でも、同時にこうも感じていらっしゃるケースが・・。
「今より頑張って疲れたらどうしよう」
「これ以上目立って失敗したら怖い」
「お金は必要だけど、そこまで必死じゃなくても…」
そんなブレーキが、無意識のうちに“自分の可能性の天井”を作ってしまうのです。
2|現状維持は「停滞」ではなく、静かな「衰退」
ビジネスの世界ではよく言われることですが、一度は耳にしたことありませんか??。
「現状維持は、最も危険な手法・戦略」
これは決して、脅してるわけでもないし、誇張してるんでもありません。
なぜなら、私たちが“何も変えない”という選択をした瞬間でも、周囲の変化・社会のスピード・顧客の感性は確実に動いているから、なんです。
例えば、あなたが今「サロンメニューを数年変えていない」としたら、それは“他の誰かが進化している間に、自分だけが止まっている”ということ、わかりますか?
さらに脳科学的にも、同じ刺激や環境が繰り返されると、人の「幸福ホルモン」はどんどん減少していって、心が飽きやすく、日々、人生を過ごしている中で大切な活力を失っていくことがわかっています。
つまり、現状維持とは「なにも悪くない状態」ではなく、
“ゆるやかに情熱と収益を失っていく状態”になってるということなんです。